人に寄り添う新型レクサスLS「世界初」に込めた想い

レクサスLS500hを前から見た画像2017年10月19日(木)、約11年半ぶりにレクサスLSがフルモデルチェンジしましたね。
このブログでも新型LSをかなりご紹介させて頂いています。

▼新型LSの記事はコチラから▼

トップの風格「レクサスLS新型」の内装ココが気になる

2017.10.23

LSには「世界初」となる最先端の予防安全パッケージが設定されているという事は、みなさんもご存知かもしれません。
今回はその「Lexus Safety System + A」の中でも気になる、そしてこれだけは知っておきたいというポイントをお伝えしたいと思います。


レクサスLS新型は世界で一番安全な車?

レクサスは、交通事故による死傷者を減らすために、4大事故形態(「車両への追突」「歩行者」「走路逸脱」「出会い頭」)に取り組み、先進技術の開発と普及技術の展開の2本柱で開発を進めています。LSでは、普及技術の「Lexus Safety System +」を進化させ、さらなる先進の予防安全技術を加えた「Lexus Safety System + A」を新たに設定。「Lexus Safety System + A」は、4大事故形態に対応した先進の予防安全パッケージです。
(出典:https://lexus.jp/)

レクサスの公式サイトでは上記のようにLexus Safety System + Aについて説明しています。
この機能の中でもリエコ的に、素晴らしいと思ったポイントは「ドライバー異常時停車支援システム(LTA連動型)」。

この動画をご覧になるとお分かりいただけると思いますが、レクサスオーナーさんが運転中に急病で運転ができなくなってしまった時に、LSが自動でゆっくりと減速し、周りにもハザードランプとホーンで異常を知らせながら、最終的に完全停止させるという機能です。

運転中の急病といえば思い出すのが、2016年に大阪の梅田で起こった交通事故です。
この事故では、運転手の方が運転中に大動脈解離を発症した可能性があったとの事。
運転手の方が意識を失い車が暴走し、歩行者を次々とはねてたくさんの死傷者が出てしまったとても痛ましい事故でした。
出典:ヤフーニュース

また、JAFの調べによると運転中に急病や意識を失ったことによる交通事故は、年間で200~300件ほど起こっているそうなんです。

このような事故を防ぎ、いち早くオーナーさんも助けてくれるというのが、ドライバー異常時停車支援システムです。

前にお伝えした「ヘルプネット」は、
●事故や急病時など緊急時に警察や救急車を呼びたい場合など、ヘルプネットボタンを押すと自動でオペレーターにつながり、対応してくれる
●エアバッグが開いてしまうほどの大きな事故に遭ってしまった時にエアバッグの起動を感知してヘルプネットのオペレーターが呼びかけをしてくれて、もし仮に気を失ってしまっている場合など、呼びかけに応じない時は緊急事態として救急車を手配。
というものでした。

▼ヘルプネットの記事はコチラから▼

レクサスG-Linkとは?緊急時に安心のオーナー限定サービス

2017.10.21

ドライバー異常時停車支援システムでは、大きな事故になる前に異常事態を感知して、車を自動的に止めてくれるという素晴らしい機能。
車を停車させた後、ヘルプネットへ自動的につながり救急車なども手配してくれるのでオーナーさんの救命措置も素早くできます。

この機能で周囲との交通事故も防げますし、自分の命も守る事ができますね。
メルセデスベンツにも同じような「アクティブエマージェンシーストップアシスト」というものがあります。
しかし、ハザードランプで異常を周囲に知らせたり、ヘルプネットへつながり緊急車両を手配してくれるという機能は世界でレクサスLSのみなんですよ。

まとめ

Lexus Safety System + Aは今現在、LSのみに設定されていますが、今後は他の車種にもどんどん広がっていくこと間違いなしでしょうね。

自動運転の技術もそうですが、車の進化は知らないうちにどんどん進んでいます。
レクサスはシステムの進化で「より危険の少ない状態」に近づけ、事故を起こさない車を目指しています。

もちろん、まだまだ自分で運転することが基本ですが、本当に頼もしいですよね。
車に守られているという感じがしてしまうのは、リエコだけでしょうか。

Lexus Safety System + Aについて、また近いうちに違う機能もご紹介していこうと思います。

レクサスLS500hを前から見た画像